恵比須様にあやかって名付けられた
「毎日飲みたくなる」スペシャルティコーヒー
えべっさんブレンド
- 事業所
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株式会社ディーシーエス
西宮市本町5-10

七福神の恵比須様の可愛らしいイラストをパッケージにあしらった「えべっさんブレンド」を手掛けているのは、国道43号線沿いにある株式会社ディーシーエス。コーヒーの関連機器の輸入・販売・メンテナンスを手掛ける同社代表取締役の左野徳夫社長と、同社1階に店舗を構えるCOFFEE HOUSE FIELDの店長である伊藤和也さんからお話を伺いました。
他社との差別化を図るべくコーヒー業界へ
株式会社ディーシーエスの創業は1996年のこと。業務用厨房機器の輸入販売を個人で手掛け、その3年後に法人化しました。その後、他社との差別化を図るべく、当時はそれほど一般的ではなかったエスプレッソマシンの輸入販売を手掛けるように。「右も左も分からないような状態で海外のメーカーを1社ずつ回って交渉を重ねました。」と左野社長。そうした地道な努力が実を結び、世界的なブランドの代理店としての地位を築き、今ではLORINGやMAZZERをはじめとした17社と契約を結んでいます。同社の強みについて尋ねると「機器の納入だけでなく、メンテナンスについても全国をフォローできることです。」と話してくださいました。

カフェはお客様やお金について学ぶ場所
そんな同社がCOFFEE HOUSE FIELDというカフェを運営している理由は、「当社はコーヒーの生豆の販売も手掛けていますが、販売先のお客様はその豆を焙煎したり、挽いたりして消費者に届けています。そこに掛ける想いを理解しないまま、仕事に携わってはいけない。そういう意味で、このお店は従業員がお客様の気持ちに接する場所なのです。また、お金の有難みを知ってもらう場所でもあります。実際に新型コロナが流行る前は、営業や技術の人間にも年に数回は店頭に立ってもらっていました。」とのこと。一時は控えていたそうですが、コロナが終息の兆しを見せ始めた今、もう一度復活させたいと考えておられるそうです。

コクと香りのバランスが取れた味わい
代わってCOFFEE HOUSE FIELDの店長である伊藤さんに「えべっさんブレンド」についてお話を伺いました。まずユニークなネーミングについて尋ねると「当店が西宮戎神社の近くにあるということと、その名前にあやかり私たちが商売繁盛を実現して、消費者の皆さんにも還元できればという想いが込められています。」とのこと。その味は、グアテマラとエチオピアの生豆をプレミックスしてから焙煎したことによるコクと香りの高い親和性が特長。使う豆も内容も仕入れの状況によって少しずつ変えているそうですが、飲みやすさの中にもスペシャルティコーヒーならではの個性が感じられる味わいを基本としているそうです。「深煎りの部類に入るので、抜けの良いドリッパーを使って、美味しいところだけを抽出します。ポイントはお湯の温度を少し低めにすること。」なのだとか。おかげで「毎日飲みたくなる」と評判で、同店でも7割以上の方が注文する人気商品になっています。


西宮にコーヒー文化を根付かせたい
また、コーヒー豆やドリップバッグとして店頭で販売しているほか、ネット販売も手掛けており、今では県外からのリピーターも増えてきているのだとか。コーヒー豆とドリップバッグのどちらが売れると嬉しいか尋ねてみたところ「私たちはコーヒーを西宮に定着させ、西宮に行けば美味しいコーヒーが飲める、買って帰れるといった文化を根付かせたいと考えています。コーヒーの街として知られるオーストラリアのメルボルンが目標です。そういう意味ではご自宅で本格的に味わってもらえるコーヒー豆の方でしょうか…。いや、やっぱり手軽に楽しんでもらえるドリップバッグでも嬉しいですね(笑)。」と伊藤さん。聞けば、同社は、すぐ隣の場所でまた新たなプロジェクトをスタートさせようとしているそう。「えべっさんブレンドとのコラボレーションも視野に入れています。」とのことで、同社の今後からますます目が離せません。


えべっさんブレンド
豆
100g 810円(税込)
200g 1,566円(税込)
ドリップバッグ
1袋 170円(税込)
4袋セット 630円(税込)
カフェラテベース
250ml 900円(税込)
オンラインショップ
https://coffeehousefield.jp/
商品に関するお問い合わせ先
株式会社ディーシーエス
西宮市本町5-10
TEL: 0798(35)2980 URL: https://dcservice.co.jp/