気軽に、美味しく楽しめる
日本初、有機JAS認証取得の日本酒
#J(ハッシュタグジェイ)
- 事業所
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大関株式会社
西宮市今津出在家町4-9
神戸市灘区から西宮市にかけた沿岸部、5つのエリアでつくられた日本酒は「灘の酒」と呼ばれています。そのエリアの最も東側に位置する酒蔵が、今回ご紹介する大関株式会社さんです。大関という社名を聞いて、「ワンカップ大関」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。そんな大関さんが、現在力を入れておられるのがESGやSDGsの取り組みです。今回ご紹介する「#J(ハッシュタグジェイ)有機米使用純米酒」という商品も、そうした取り組みの一環で生まれました。取材したのは、この商品の開発を手掛けた大畠薫平さん。そのユニークな商品名の由来についても詳しくお話を伺いました。
清酒業界が抱える課題とその改善策について
まずは清酒業界が抱える課題と、その改善策という踏み込んだ話題から。「一般的に言われているのが若者の日本酒離れです。また、「ワンカップ大関」のご愛飲者様の高齢化も進んでいて、日本酒のアルコール度数を気にする方も増えているので、国内においては若年層と高年層の両方にアプローチできる商品を開発しなければいけません。」と大畠さん。
一方、海外市場においては、年々日本酒人気は高まっているとのことで、同社もグローバル化を推進しておられるそうです。
海外市場も視野に入れ、2つの認証を取得
今回の「#J」についても「SDGsや環境配慮の取り組みを会社が推し進める中で、社内からオーガニックの日本酒が作れないかという声が上がったことがきっかけです。また、2022年10月1日より酒類が新たに有機JAS認証を取得できるようになったのも大きいですね。」とのこと。
海外に商品展開しやすくなるのでは、と伺うと「そうですね。ユダヤ教戒律に適合した商品の証であるコーシャの認証も取得しているので敬虔なユダヤ教信者の方でも安心してお飲みいただけます。そちらもアピールしていきたいですね。」とおっしゃっていました。
チャレンジ精神で“日本初”の認証取得に成功
日本酒での有機JAS認証を取得したのは大関さんが初めて。やはり“日本初”の取得にはこだわったのでしょうかと尋ねたところ「その通りです。大関は昔から業界に先駆けてチャレンジし続けてきた会社ですから。今回もこうした新しい取り組みを通じて業界を盛り上げたいという強い想いがありました。認証取得のためには登録認証機関による厳しい審査をクリアしなければなりません。原料である有機米の管理をはじめ、部署を跨いで取り組みました。」と胸を張ります。
安全安心な日本酒を求める方にぜひ試して欲しい
それにしても、これまでの日本酒のイメージとは異なる斬新な商品名ですね、と言うと「海外市場も視野に、外国の方にも覚えていただきやすいネーミングを目指しました。JはJapaneseやJunmai SAKE、Joyといったポジティブなイメージの単語の頭文字から取ったものです。共通言語の「#」を付けることで商品が世界で通じる・繋がることを願って名付けました。
さわやかな酸味を感じる飲み飽きしない味わいが特徴で、特に洋食の食中酒としてワイングラスで楽しむのがおすすめだとか。缶タイプの商品もラインナップに加わり、手軽に試せるのも嬉しい限り。オーガニックに関心があり、安全安心な日本酒をお求めの方はぜひブランドサイトからご購入ください。
#J
・720ml瓶詰 1,656円(税込)
・180ml缶詰 438円(税込)
商品に関するお問い合わせ先
大関株式会社
西宮市今津出在家町4-9
TEL: 0798(32)2016
※9:00~17:00(土・日・祝日を除く)
「#J」ブランドサイト
https://www.ozeki.co.jp/hashtag-j/