西宮酒ぐらルネサンス・春の酒と食の宴
4月4日(土)5日(日)、例年は秋に開催される酒ぐらルネサンスが今年は春に行われました。これは、西宮市制100周年記念事業の一環として親会である西宮商工会議所が実施したものです。女性会としては「マダムおでん」、静岡の黒はんぺん入りのさっぱりとした味わいあるおでんを出店しました。
女性会会員のお子さんにもお手伝いいただき、和気あいあいと楽しみながらの販売活動で500食は何とか完売いたしました。
「おでん」は寒い季節にいただくお料理とされていますので、4日は肌寒さもあり、売れ行き上々でした。ところが5日はお天気には恵まれ暑い日だったため、温かいおでんを召し上がる方も初日に比べて少なく感じました。
今年の秋にも恒例の酒ぐらルネサンスが行われるとのこと、私たちの「マダムおでん」も自然の力には抗えず、地球温暖化の影響を大いに受けています。女性会では、柔らかな思考で従来の「おでん」のいただき方を変えていこうという意見も出ています。秋の「new マダムおでん」をお楽しみになさってください。
副会長 米谷 侑子(株式会社aim)

女性会ビジネスマッチング図鑑
弊社は製造業の本業に加えて、地域の皆様に向けた地域貢献事業を行っております。その一環として、地域防災ラジオであるさくらFM を協賛する目的で提供番組を立ち上げています。古典芸能をフィーチャーする番組『ちんとんしゃん日記』がそれです。
この番組に先日、大関株式会社様の「酒造り唄保存会」のメンバー様にゲスト出演していただきました。酒造りは西宮を代表する伝統産業であり、わが町西宮の基盤を作ってこられたともいえ、また、江戸時代から脈々と「酒造り文化」も培われてきました。大関株式会社・長部訓子社長様には女性会でいつも大変お世話になっておりますが、そのご縁で日本酒製造に欠かせない「酒造り唄」を知り、今回ご紹介させて頂く運びとなりました。
酒造り唄は丹波杜氏の皆さんの労働歌であり、時間を計る機能を持っていたりと、江戸時代におけるプロダクションマネジメントの効果を持っています。同時に歌詞を教えていただくと、ただ生産性を向上させようということだけではなく、一人一人を大切に見つめようとする暖かい目線があることに気付かされました。
長く続く伝統には、人々の知恵や工夫、理念や思い、さらには先人の創造力が詰まっており、それは大切な
我々の遺産であることを、「酒造り唄」を教えていただくことで、改めて再認識させて頂き、ラジオを通じて
市民に皆さんにもお伝え出来たことは弊社にとっても大きな喜びとなりました。
副会長 八上 祐子(㈱六甲工芸社)

右から八上・大関酒造り唄保存会 絹見幹事長様・同 根路銘幹事様・
同 倉敷様・アシスタントの甲南女子大学対外協力センター学生
スタッフhimawari メンバー