セミナーイベント

中左

検定

中右

貸会議室のご案内

会館へのアクセス

辰馬本家酒造株式会社

西宮で340年余り、自然と共生しながら続けてきたおいしい清酒造り  辰馬本家酒造株式会社

豊かな自然と水に育まれた清酒製造という事業


辰馬本家酒造株式会社関西屈指の名水の地として知られる西宮で、1662年から長きにわたって清酒白鹿を造り続けてきた辰馬本家酒造。

近年世界的にエコロジーが叫ばれる中、同社も2000年9月に環境マネジメントシステム(ISO14001)の認証を取得するなど、環境保護活動に積極的に取り組んでいる。

 「本格的にエコというテーマを掲げたのは9年前のことです。しかし、長年清酒造りに携わってきた当社には、もともと自然を大切にする企業風土があったと思います」と話すのは、取締役執行役員であり同社の環境管理責任者である壱岐氏。

「おいしい清酒を造る上で、水を大切にすること、酵母が健全に発酵するために環境を大切にするということは、当社にとってはごく当たり前のことでした。
それに、清酒の主な原料はお米であり、製造工程で出る副産物も商品化され廃棄されることはありません。その意味でも、清酒造りは環境に優しい事業といえるのかもしれません」と、企業の基本的な考え方を語る。

地道な努力により更新していく環境方針


辰馬本家酒造株式会社同社では、ISO14001認証を取得して以来、状況の変化に応じて環境方針を発表してきた。
製造工場の設備改良をはじめ、ビンやダンボールといった資材の軽量化、自動車のガソリン使用量の制限など、業務のあらゆる工程を常に見直すことでエネルギー資源の無駄を削減してきた。

「セクションごとに目標数値を設け、効果を検証しながら環境保護を推進しています。昔から当社には、良質の清酒造りのために工場を清潔に保つ風土がありましたし、環境に負荷をかける無駄を減らすよう自然に取り組んできたと思います。その伝統か、社員の意識も比較的高いと考えています」と壱岐氏。

同社は昭和初期から、いち早くリサイクル可能なガラスビンを採用した経緯を持ち、今でもビンの使用率は非常に高い。そうした企業風土のおかげか、環境への取り組みもスムーズに進んでいるようだ。

地域と連携しながら、ますます環境に優しい企業へ


最近では、NPO法人こども環境活動支援協会(LEAF)と連携した地域での啓蒙活動も行っている。地域の子どもたちを対象とした環境学習支援プログラムを通じ、ビンのリサイクルについて知識を広めている。
「子どもたちに、環境の大切さを少しでも分かってもらえればと思います」と壱岐氏は話す。

 2010年には、屋上を緑化した新工場も竣工予定である。工場を集約することで、一層のエネルギーロスの削減が期待できる。「これまでは少しずつ業務の中で無駄を削減してきましたが、今後はより積極的に、経営の合理化と連動するような環境保護施策を模索していきたいと考えています」(壱岐氏)と、今後のビジョンも明確である。

共同配送など物流網の整備なども含めた業務フロー全体を見直すことで、これまで以上に大きな効果を目指す。
最新鋭の新工場が完成することによる環境保護効果にも期待したいところだ。

「もちろん、お酒の品質を守ることが私たちにとって一番大事なことです。これからも自然の恵みを大切に、おいしい清酒造りに真摯に取り組んでいきたいと思います」と壱岐氏は締めくくった。

会社概要
辰馬本家酒造株式会社
代表取締役社長:辰馬 健仁氏
資本金:9,000万円
社員数:210人
本社:兵庫県西宮市建石町2番10号
TEL:0798-32-2701  http://www.hakushika.co.jp/