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ユニオン電機株式会社

西宮市の企業として初めてKEMS認証(ステップ2)を取得  ユニオン電機株式会社

 取引先との環境パートナーシップを目標に


ユニオン電機株式会社
KEMSとは、神戸環境マネジメントシステム(KobeEnvironmental Management System)の略称で、地元企業や経済団体、兵庫県、神戸市で構成する「こうべ環境フォーラム」が創設した環境マネジメントシステムである。

取得にかかる経費が安価で、レベルに応じた取り組みが可能、導入が比較的容易といった特長があり、2004年から運用が始まった。

 精密スポット溶接やレーザ溶接関連機器の製造・販売を手掛けるユニオン電機は、西宮市でKEMS認証を2006年3月に取得した企業である。精密スポット溶接は、携帯電話やノートPC、ハイブリッド車等二次充電池の製造工程に多用される技術である。
既に成熟した技術であるが経済面に優れ、現在も充電池を扱う製品の分野では、世界的に需要が高い。

同社は、2002年に中国の大連に進出して現地法人を設立し、日本と中国の双方で生産販売を展開している。
 同社がKEMS認証を取得したのは、2006年。そのきっかけは「取引先との環境パートナーシップを築くためでした」と
木下社長は振り返る。

当時、企業間取引にグリーン調達の導入が進んでおり、取引先でもガイドラインの順守が求められるようになっていた。しかし、国際規格のISO14001はハードルが高く、小規模の事業所には負担が大きい。そこで、比較的取り組みやすいKEMSに着目し、認証取得を目指すことになった。

環境への取り組みが業務の見直しに直結


 KEMS認証には、ステップ1とステップ2の2段階があり、ステップ2はISO14001と同じ要求項目を設けている。
つまり、より高度な認証ということだ。同社では当初からステップ2を目標とし、木下社長自らが導入の担当者となった。講習会に参加し、取り組み手順に従って、自社の事業活動が環境に及ぼす影響を調査し、書類を作成。環境宣言を書き上げて、取り組みの目標や計画を作成した。

また、社員2人に講座を受けてもらい、自己評価員の資格を取得。日常業務を行いながらの取り組みだったが、約7カ月で認証取得にこぎつけた。

 目標としていたKEMS認証が取得できた時、木下社長は「課題をやり遂げた達成感と同時に、これは経営改革のチャ
ンスだったと気づいた」という。日ごろから無駄な電気は消すように、消耗品の使い方に注意するようにと言ってはきたものの、実際は掛け声だけで終わっていた。

KEMS認証取得のため、具体的な数値目標を掲げ、その点検・評価を行ったことで、日常業務の見直しや作業の改善に直結。光熱費や通信費のコストが下がるという、目に見えるメリットも生まれた。

KEMS認証取得から次のステップへ


ユニオン電機株式会社
 当初期待していた通り、KEMS認証を取得したことは対外的な評価にもつながっている。取引先に対しては自信を
持って、環境に取り組む企業姿勢をアピールできるようになった。

また社内でも、無駄を減らそうという環境意識が高まってきた。

 KEMS認証取得で、環境にやさしい事業所づくりは大きく前進した。
次のステップとして構想しているのが、自家発電
用のソーラーパネル設置だ。「先端技術にかかわっているだけに、より進んだ技術を取り入れたい」と木下社長。
今後も、環境にやさしい事業所づくりを進めていく考えだ。

会社概要
ユニオン電機株式会社
代表取締役社長:木下一郎氏
資本金:1,000万円 従業員数:9人
本社:西宮市甲子園町9-21
TEL:0798-81-2811  http://www.jp-union.com/