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やっこ旅館

『省エネ診断』の受診をきっかけに、エコ活動の取り組みを強化 やっこ旅館

甲子園出場の高校球児などを受け入れ


やっこ旅館

甲子園球場から徒歩2分の距離にある

 やっこ旅館は、甲子園球場のすぐ近くで営業する観光旅館だ。そのため、春と夏に甲子園球場で開催される高校野球全国大会開催時は、出場する高校球児の宿泊に利用されている。代表の芳本武志氏によると、以前は甲子園球場周辺に100軒以上あった高校球児を受け入れる旅館も、現在は3軒のみ。それでも高校球児を受け入れる理由を芳本氏に尋ねると、そこにはビジネスを超越した『想い』があった。その想いとは高校野球全国大会は甲子園球場の一大イベントであり、この地域で営業する旅館として、一緒に大会を盛り上げるお手伝いさせていただきたいというものだ。芳本氏自身、毎大会ごとに高校球児たちと出会い、時間を共有するのが楽しみだという。
 高校野球開催期間以外は、阪神対巨人戦を中心としたプロ野球観戦客はもちろんのこと、近年は近くにオープンした『キッザニア甲子園』の来館者の宿泊も増えている。お子様連れのお客様が増える中で、何か自分たちなりの未来に向けたアクションをしないと、と考えた時、省エネを含めたエコ活動が頭に浮かんだ。

『省エネ診断』で、環境への貢献可能性を感じた


やっこ旅館

新しい空調設備が導入された宴会スペース

 芳本氏の頭に浮かんだのは、平成22年に西宮商工会議所を通じて受診した『省エネ診断』だった。
 「西宮商工会議所の紹介で受診しました。無料だったので気軽に受診したのですが、エネルギー診断士の方が旅館まで来られて、かなり詳細な部分までチェックしていただきました。後日いただいた報告書には、現状分析や改善提案はもちろん、各改善提案実現に掛かる費用の概算や予想される費用対効果などが詳細に報告されていました」
 報告書をきっかけに、『未来へのアクション』として旅館の省エネ化を図ることを考えた芳本氏。手始めにお客様ご利用エリアの照明を省エネタイプのLEDや蛍光灯に変更した。小さな企業が継続的にエコに取り組む上では、使命感と同様に、現実的に掛けられるコストの見極めも大切だ、と芳本氏。

さらに省エネに貢献し、愛される旅館を目指す!


 今年は全館の空調設備を新しい機器に入れ替えた芳本氏。
 「入れ替えによって、大きな省エネ効果を享受できます。空調費は旅館の光熱費の中でも大きな比率を占めますから、環境負荷の削減に対してこれまで以上に大きな貢献ができると思います」
 『省エネ診断』報告書を片手に、着実にエコ活動の一環として省エネを進めていくやっこ旅館。芳本氏は、将来的に旅館で最もエネルギーを消費するお風呂の省エネに取り組みたいと考えている。お風呂の省エネに関してはボイラーの交換が最も簡単なのだが、多額な設備投資費用が必要になる。経営的視点からも見ながら、タイミングを検討していく予定だ。
 実は、高校野球の球児をはじめとした遠方からの宿泊利用のお客様のほかに、地元の方々の宴会利用も多いやっこ旅館。料理メニューのすき焼きが絶品で大人気で、芳本氏によると仕入段階から肉の品質にこだわっているという。最後に今後の取り組みについてたずねた。
 「小さな旅館ならではの家族的で気取らない自然体の接客を心がけていきます。宿泊されたお客様が『やっこ旅館』のファンになってくださるように、日々の営業もエコ活動も精進していきたいですね」

会社概要
やっこ旅館

  • 代表取締役:芳本武志
  • 従業員数:5名
  • 創業:1945(昭和20年)年
  • 所在地:西宮市甲子園七番町5-19
  • TEL:0798-41-0733