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株式会社 イードクトル

医療現場を知り尽くしている強み ニッチ狙いから主戦場を窺う


経営革新計画のテーマ
医療現場を知り尽くしているイードクトル社が開発する医療情報データの長期保管システム 医療情報データの長期保管システムの開発・販売

電子データの管理方法はサーバにデータをバックップするが、病院は大容量のサーバを購入しなくてはならず、大きな費用負担となる。
病院においては患者の医療情報データは月々膨大化していく。本システムは多彩なメディアを利用してメディアの追加構成を可能とし、医療情報データの長期保存を実現する。また、ライトワンスメディアへの対応による原本性を実現。メディア単位に管理でき、メディアの所在管理ができるシステムである。

増え続けるカルテのデータを管理し、長期保管していけるシステム
増え続けるカルテのデータを管理し、長期保管していけるシステム

カルテの電子化が進んでいる。電子化はまず100床以上の大規模病院から普及しているが、3割程度にとどまる。まだまだこれからの市場である。
勝負は、日々どんどん増え続けるカルテのデータをいかに管理し、また長期間保存していけるかという点にある。
独自のアイデアと技術でこの分野に切り込んでいるのが株式会社イードクトル。経営革新計画の承認を受けた医療情報データの長期保管システムについて伺った。

大手システム会社とはひと味違う現場発想とアイデアの新しいシステム商品

「ある大学病院では100年前のカルテも保管されて
いるらしいですよ」と冗談まじりに正田社長が言う。

カルテ=診療録は、医師法・歯科医師法に基づいて記載し、5年間の保存が義務付けられている準公式
文書である。5年以上前のカルテが保管されているところも多く、日々増え続けるカルテの保管は、どの病院でも頭が痛い問題である。
カルテの電子化は進んではいるものの、まだ紙のカルテが中心である。これらの電子化の際はイメージスキャナで読み取ってデータ化していく。考えるだけでも、求められる容量は飛躍的に大きくなっていく。

他病院への紹介状、患者への委任状、問診票、フィルムなどカルテ以外の記録類も膨大な量になる。
これを格納するシステムとして、イードクトルが提案している新しいシステムが「KURA(くら)」である。サーバにあたる部分は、半導体メモリを集めてひとつのパッケージにしている。システムの追加構成も可能とし、また、書き込みが一度しかできないライトワンスメディアへの対応による原本性の確保も実現している。ここがイードクトルのいわばコア技術といえるだろう。すでに福井大学医学部付属病院に納品し、他の大学病院の案件も決まっている。


「KURA」は多彩なメディアが一つのサーバーで利用できる。通常のサーバーはメディアが一本化されておりメディアの変更が困難である。病院の医療情報データをDVD保存した場合、将来DVDの読み取りができない等の問題が発生した場合でも、イードクトルのシステムなら新しいメディア(最近ではブルーレイ)にデータ移行が可能である。

他社もこの部分に、いろいろな製品や技術を提案しているらしい。たとえば、次々変わっていくメディア(CD→DVD→Blu-ray)に対応していくシステムなどがある。しかし、イードクトルの方法は医療現場での長い経験と深い知識に裏付けられたものであり、医療従事者への説得力があり、”打てば響く”存在となっている。コストはもちろん、信頼性・安定性などで評価を得ている。

さらに顧客満足度の向上を目指して、医療情報システムのインターネット遠隔対応および出張修理による保守メンテナンス体制を構築している。

「KURA]と一体で提案している「TAIKOBAN」 現場の声を生かした電子署名システム

現場の声を生かして開発が進められる
現場の声を生かして開発が進められる

「KURA」と表裏一体で運用できるシステムが「TAIKOBAN(たいこばん)」だ。「KURA」に保存するデータは「いつ」「だれが」作成したのかがわかるように保存しなければならない。これを管理するシステムが「TAIKOBAN」である。
電子署名が併用できるシステム構成を実現しており、書換、消去、混同、改ざんを防止し、作成者の責任の所在を明確にする「真正性」を満たしている。
医療分野のe-文書法(電子文書法)を知り尽くして開発
されており、また使い勝手も現場の先生方のアイデアが生かされている。

競合他社、大手も虎視眈々と狙う市場なのだが、アイデアや細部の造りこみで差をつけている。現場発想でアイデアをどんどんカタチにしていく・・・。イードクトルのアドバンテージは、まさにここにある。

次の視野に入っているのは、医療と介護の業際の部分での、システムニーズである。医療施設と介護施設の”キャッチボール”をサポートするシステムをはじめ、安否確認・地域見守りなどをテーマに、実証実験をはじめている。これも地域の大学病院を巻き込んだプロジェクトである。

イードクトルのもう一つの武器 それは社長の人柄そのもの

株式会社イードクトル 正田社長
株式会社イードクトル 正田社長

医療現場のシステム開発に長い経験のある、正田社長。現場の先生方をはじめ、医療従事者から信頼され、背中を押されるカタチで、株式会社イードクトルを立ち上げたのが2009年。
リストバンド発行システム、指示出し・指示受けシステムなど、医療現場のキメ細かなニーズにあったシステム開発が強みである。

先生方に育ててもらったんですよ」と社長。
前の勤務先を含め20年以上になる医療現場
での経験。先生方をはじめ、医療従事者と
仕事をしていく中で培った知識やノウハウがすべてのベースには
なっているが、プラスして特筆したいのが、
正田社長の人柄ではなかろうか。誰からも
好かれる人柄で、熱意を持って自社システムを
売り込む根っからの営業マン。医療関係の生きたITニーズ
つかみとり、どんどん
ビジネスをチャンスを拡げている。

【会社概要】

株式会社 イードクトル
代表者 正田 直人
本社 兵庫県西宮市一里山町6-8
営業・システム開発 大阪市東淀川区東中島1丁目20-19 新大阪ヒカリビル9F
電話 06-6324-6222
ホームページ http://edokt.com/