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株式会社 全国介護タクシー協会

歩行困難な人も楽しめる旅行を企画。地元の介護タクシーが親切にサポート


経営革新計画のテーマ
株式会社全国介護タクシー協会。ネットワークを生かして介護タクシー旅行の事業展開 介護タクシーの全国ネットワーク活用による介護タクシー旅行の事業展開

高齢者や歩行困難者等の輸送に限定した国土交通省許可の一般乗用旅客自動車運送事業者。全国に介護タクシーネットワークを持ち、1,500台を保有する業界トップ企業として、車椅子が必要な方、歩行が困難な方等に対する旅行サポートサービスを提供する。全国の介護タクシー協会事業所のネットワークの活用と各拠点との連携による、全国的な旅行企画を実現する。

車両もユニフォームも明るい黄色で統一。車両もユニフォームも明るい黄色で統一。

最近ではごく当たり前のように呼ばれている「介護タクシー、福祉タクシー」という名前だが、その命名をした人こそが、株式会社全国介護タクシー協会の代表取締役、中岡和夫さんである。

行政書士として事務所をかまえ、運送業の許認可なども取り扱っていた中岡さんに福祉輸送の開業相談があった。平成12年に申請をしたところ第1号を取得できた。その新規性に着目してビジネスモデルを作り上げ、介護タクシー、福祉タクシーの名称を付け、全国介護タクシー協会を設立した。
以後全国に直轄店や代理店を増やし、介護タクシーのパイオニアとして、また、業界トップ企業として、交通弱者・歩行困難者の安全・快適な移動に貢献してきた。

行きたい」を叶える歩行困難者向け旅行サービス。介護タクシーで快適に、楽しく

プラン作りから相談まで、笑顔でこなす旅行事業部担当の戸川さん。プラン作りから相談まで、笑顔でこなす旅行事業部担当の戸川さん。

会員1,000名余り、保有車輛1,500台の全国ネットワークを活かして取り組む経営革新計画のテーマは「介護タクシー旅行」である。「迷惑をかけるから」と旅をあきらめている人たちがたくさんいる。車椅子が必要な人や歩行が困難な人たちのための旅行サポートサービスはこれまでになかった新規性のある事業である。
思い出の土地のあの店をもう一度訪ねたい、ずっと憧れていたあの場所に行ってみたい、遠方の旧友に会いに行きたい・・・そんな願いをかなえるために、旅行事業部を立ち上げ、旅行業の許可を取得した。
介護タクシー協会の旅行は、一人一人の希望に合わせてプランを作る手作りの旅。車椅子の人だけではなく、杖をついて歩けるが長距離や階段、坂はちょっと・・・という人でも利用することができる。ドライバーが親切なのも介護タクシーの特長。付き添いがなくても、介助に慣れたドライバーが手伝ってくれる。また、逆に、家族が同乗していっしょに旅を楽しむこともできる。
「思いきって外に出ることが、心にも体にもすばらしい力を与えてくれるんです」と語るのは旅行事業部責任者の戸川さん。「楽しかった」「また行きたい」とのお礼の手紙がたくさん届くそうだ。

地元をよく知っているからこそ案内できる快適で安全な楽しい旅

2か月ごとに発行される「介護タクシー通信」をはじめ、パンフレットなどでPR展開2か月ごとに発行される「介護タクシー通信」をはじめ、パンフレットなどでPR展開

介護タクシー協会の旅行サポートサービスは、代理店にまかせっきりのツアーではない。地元をよく知り、バリアフリー情報にも詳しい介護タクシーのドライバーが案内するのが強みである。たとえば、北海道旅行に行く場合、ご自宅から最寄りの空港まで介護タクシーが送っていき、北海道の空港には地元の介護タクシーが待っており、観光案内してくれる。そのような連携が可能なのも全国ネットワークを持つからこそ。国内各地を旅することができる。

旅行事業部では気軽に行ける日帰りのプランも作って利用者を募集している。
たとえば、西宮発で大阪城、大阪歴史博物館を巡る歴史プランと、神戸花鳥園で過ごす花鳥プラン。いずれも自宅までの送迎とホテルのランチ付き。

障害を持つ人の目線にたって、ていねいに下見。コースをつくり募集型のプランも提供

パラリンピック金メダリストの加藤さん。障がいのある方の旅行アドバイザーとして貴重な存在パラリンピック金メダリストの加藤さん。障がいのある方の旅行アドバイザーとして貴重な存在

「健常者のものばかりで、身体障がい者のことが置き去りにされていた観光の分野に一つ風穴を開けることができたかな」と中岡さん。自分たちでプランを企画して実施するにあたっては入念に下見して場所を把握しておくという。
障がいのある人にとって不便だったり困ることがあってはいけないので、車椅子のスタッフが実際に行って確かめている。この役目を担う加藤作子さんは、なんとシドニーパラリンピックの水泳200m自由形の金メダリスト。海外遠征の経験も豊富な加藤さんの的確なアドバイスがツアーの内容にフィードバックされ、より満足度の高いサービスが提供されている。

歩くのが困難な人でも気兼ねせずに旅行を楽しんでほしい、旅行したいという夢をあきらめないでほしいとの思いで立ち上げた旅行事業部。その存在を一人でも多くの人に知ってもらい利用してもらえるようにと、広報活動に力を入れている。バリアフリーの旅について語るラジオ番組のスポンサーにもなっている。番組を聴いて参加したという人や問い合わせも増えており、確かな手ごたえをつかんでいる。
利用者のニーズにこたえた新しいサービスが、結果として、会員である全国のドライバーを支援していくことになり、開業希望者も増える。それがさらなる旅行サービスにつながっていく。介護タクシーによる旅行は、みんなの夢を乗せて順調に走り出している。


【会社概要】

株式会社 全国介護タクシー協会
代表者 代表取締役 中岡 和夫
本社 兵庫県西宮市津門仁辺町8番2号
電話 0798-34-1000
ホームページ http://www.kaigo-taxi.com/