セミナーイベント

中左

検定

中右

貸会議室のご案内

会館へのアクセス

株式会社 ピカパワー

株式会社 ピカパワー


経営革新計画のテーマ
株式会社 ピカパワー 「ピカパワー R 加工」を適用した抗菌義歯加工の事業化

特許4324639号の加工技術である「ピカパワー®加工」(マイクロ波照射による銀イオン定着化物、定着化方法、定着化物の製造方法)による、義歯に抗菌性能を持たせる加工を受託事業化する。
また、特許の多分野への適用を図るため、特許の技術移転等のビジネスを積極的に行う。

入れ歯人口は60歳以上で約3600万人と言われる。
その入れ歯につきもののやっかいな問題が、細菌による汚れである。細菌は感染症を引き起こしたり、怖い歯周病につながる。
入れ歯の汚れをケアするのは、洗浄剤に頼っているのが現状だが、入れ歯そのものに抗菌加工をほどこす技術で特許を取得したのがピカパワーである。

出来上がった義歯に後から抗菌加工できることがピカパワーの可能性を拡げている。
出来上がった義歯に後から抗菌加工できることがピカパワーの可能性を拡げている。

入れ歯洗浄剤は250億円、歯ブラシ等の口腔ケア商品は1500億円の市場規模と言われている。さまざまな入れ歯の洗浄剤が、スーパーや薬局に並んでいるのをご存知だろう。
ピカパワーが開発し特許を取得した技術は、入れ歯そのものに抗菌加工をほどこすというものである。
入れ歯そのものを抗菌にするという方法は、従来からいろいろ研究され、実現可能な技術ではある。しかし従来の方法とは、全く発想の違う方法と低コストで、入れ歯の抗菌加工を可能にした。
入れ歯ユーザーの悩みを解決し、大きな市場の”宝の山”にチャレンジしている。

誰もが渇望していたのに、実用化していなかった入れ歯そのものへの抗菌加工を、低コストで実現

入れ歯の抗菌加工で従来から考えられている技術は、入れ歯の材料そのものへの抗菌材料の練り込みである。
しかしこれは材料のロスが多く、材料に与えるダメージも大きい。もうひとつは材料の表面に抗菌材料を付着させる方法である。これには高価な大真空装置などの設備が必要である。また入れ歯の材質や、できあがった入れ歯に必要とされる耐久性などが壁となり、実用化という面でなかなか実現しなかった。

これをブレークスルーしたのが、歯科技工士の経験から生まれた「ピカパワー加工」。入れ歯づくりのいわば最前線で奮闘してきた経験とノウハウが可能にした技術である。

ピカパワーコーティングと未加工の比較

この技術は銀イオン水に電圧をかけ瞬間的に表面に抗菌材質を付着させる方法である。
高価で大規模な装置や設備もいらない。特許第4324639号を取得し、SIAA(抗菌製品技術協議会)にも登録している。
詳細な技術紹介や、外部機関による技術評価などは詳しくホームページで紹介されている。
ピカパワー社ホームページ、技術紹介、調査結果の項目を参照。

ピカパワー加工の優位性は、いくつもあげられる。
まず、大規模な投資がいらないこともあり、
コストが低く抑えられる。
加工料金に占める原材料費は大変低く、純粋な加工技術料が大半を占めるため、ベンチャー企業にとって充分に競争力が保てる。
また、加工時間も短い。何よりも大きいのは、入れ歯に”後付け”で加工ができるという点。
100%オーダーメイドと言える入れ歯にとって、必須である。


ピカパワーの事業は3年前より立ち上げた。現在歯科医院などからの受託加工を中心に販売されている。歯科メーカーとはライセンス契約を結びロイヤリティ収益も得られるようにしている。
加工装置とセットで販売していこうとしている。国立の大学病院で臨床試験も進んでおり、いわゆる”エビデンス”も得られそうだ。



歯科医の先生も患者さんも大歓迎。歯科技工士の長いキャリアが可能にした技術

受川社長。歯科技工士の長い経験が、入れ歯への抗菌加工という技術の実現に結びついた。
受川社長。
歯科技工士の長い経験が、入れ歯への抗菌加工という技術の実現に結びついた。

歯科技工士になってから約40年、ピカパワー加工の研究を始めてから20年、特許や諸認可を取得してピカパワーとして販売を始めてから3年。
長い間、受川さんを支えたのは、多くの人が愛用する入れ歯で、誰もが困っている「ニオイ、汚れ」の悩みをなんとか
したいという、歯科技工士としての使命感である。
歯科医や、入れ歯の患者さんの反響は大変大きい。
患者さんにとっては、めんどうな入れ歯の手入れからある程度解放されるし、また装着感では入れ歯特有の”ヌルヌル感”がなくなる。
入れ歯のケアについて、これまで患者さんには「こまめに、よく洗いなさい」としか言えなかった歯科医にも大好評である。

入れ歯を清潔にしたいというニーズは、思わぬところでも効用がある。抗ガン剤の副作用で口の中が不潔になるという。糖尿病の感染症の口腔内感染症でもまずは口の中の清潔が求められる。入れ歯の掃除がたいへんな介護の現場でも抗菌加工のニーズは大きい。


義肢などにも応用できるピカパワー加工。
義肢などにも応用できるピカパワー加工。

義肢などへの抗菌加工にもピカパワーは応用できる。義肢の装着部は時間が経つにつれて、汚れ・雑菌などがたまり清潔に保つのは大変な手間と労力が必要となる。義肢に抗菌加工を施せば、そんな苦労も軽減される。

さらにピカパワーは、プラスチック・金属・布・・・、さまざまな材質に加工が可能で、入れ歯以外への応用アイデアがいっぱい拡がっている。たとえば、エアコンのフィルターや衣料品、日用品全般。また、導電性があるので、タブレット型端末や券売機、タッチパネル、ATMなどにも応用できる。

汚れやすいところ、人が絶えず触れる場所や器具など、いたるところに「ピカパワー」の出番が考えられ、いわば「水平展開」も前途洋洋である。市場的なポテンシャルは大きい。

【会社概要】

株式会社 ピカパワー
代表者 受川 悟
本社 兵庫県西宮市甲陽園西山町2-66-202
電話 0798-71-1077
ホームページ http://kohkin.biz/