セミナーイベント

中左

検定

中右

貸会議室のご案内

会館へのアクセス

株式会社 鳴尾化学研究所

農家との連携による化粧品の開発・製造・販売。 - 国内産の無農薬・有機栽培の薔薇から抽出。ローズ水配合率の高いヘアケア化粧品


経営革新計画のテーマ
株式会社 鳴尾化学研究所 農家との連携によるローズ水配合率の高い新たな化粧品の開発・製造・販売 農家との連携によるローズ水配合率の高い新たな化粧品の開発・製造・販売

高付加価値ヘアケア化粧品の投入がトレンドとなっている美容業界において、国内の農家が無農薬・有機栽培で生産した薔薇からとれた本格・本物のローズ水使用商品を製造販売する。原料を安定的に調達するために農家の立場を考えた契約栽培方法を発案した。

全国各地の美容室で使用されているシャンプーやトリートメントの研究開発から生産までを手掛ける株式会社鳴尾化学研究所。創業60年のノウハウを生かし、OEM(Original Equipment Manufacturer、外部製造委託)によるサロンオリジナルブランドを数多くプロデュースしてきた頭髪化粧品業界のリーディングカンパニーである。
店舗数が増え続け、サロンの独自が求められるなか、社長の中村豊彦さんが着目したのがローズ水である。

支朝摘みした薔薇を蒸留抽出したローズ水を40~78%も配合した画期的な新商品

株式会社 鳴尾化学研究所 農園で使用している蒸留機と抽出のしくみ

農園で使用している蒸留機と抽出のしくみ。
抽出したローズ水は4カ月以上低温熟成保存される

薔薇の花弁を煮る(蒸留する)とローズオイルとローズ水が抽出される。薔薇の香りやエキスが溶け込んだローズ水は、水溶性で刺激性がなく、肌や髪と同じ弱酸性。優雅で甘い薔薇の香りにはリラクゼーションやストレスの緩和、美肌、エイジングケアにも効果があると言われている。しかしながら、本格的なローズ水使用商品は国内ではまだ取り組むところが少ない。

鳴尾化学研究所が開発した化粧品「エッセージュ ダマスクローズシリーズ」は、鹿児島県産の無農薬・有機栽培の薔薇から抽出されたローズ水が40%配合(ミストシャワーでは78%も配合)されており、画期的な商品として注目されている。(他社製品では1%前後の配合率)

化粧水やシャンプーはもちろん、ジェルやクリームなどは、その成分のほとんどが水である。容器に書かれた成分を見ると、ほとんどの商品は一番最初に水と書かれている。植物のエキスや酵素など、さまざまな美容に良い成分の名前も続けて書かれているが、含まれているのはほんのわずかな量である。
鳴尾化学研究所の商品には、成分表示の一番最初に「ローズ水」と書かれている。配合率が圧倒的に高いためである。

オーガニック(JAS)認定の薔薇農園と提携。原料は無農薬・有機栽培のダマスクローズ

オーガニック(JAS)認定の鹿児島県鹿屋市のローズガーデン「ダマスクの風」

オーガニック(JAS)認定の鹿児島県鹿屋市のローズガーデン「ダマスクの風」。各種バラや100種類のハーブが咲き誇る。見学も可。

商品のベースとなるローズ水高配合のオーガニックローション誕生のきっかけは、鹿児島県鹿屋市での「薔薇博士」との出会いである。先代社長がパーマ液の販売で最初に営業に出向いたのが鹿屋市という縁のある地。
8年前に出張でこの地を訪れた中村社長が出会ったのが40年以上の花卉栽培、20年以上の薔薇栽培の経験を持つ門倉美博さん。

意気投合し、鹿屋の美しい自然に魅せられた中村社長は、門倉さんが農園「ダマスクの風」を始めるときから応援してきた。
「ローズ水は外国からの輸入品ばかりでした。国産のものはほとんどなかったんです。薔薇をつくっている人は切り花や食品向けが主で、ローズ水という発想はなかったようです。」という中村社長は、無農薬の国産ローズ水の生産をめざした。

原料となるダマスクローズは1年に1回、5月にしか咲かない。限られた期間に摘んで加工してみるが、失敗すると翌年の収穫まで待たないといけない。
「失敗の繰り返しでしたよ。楽しかったですけどね。5年目にしてようやく納得できるローズ水ができました。」と中村社長。「畑をもっているのがうちの強み。他社が参入しようとしても製品ができるまで5年はかかるから、みんなやめてしまうんです。」

農家の安定経営を支援して原料調達を確保。若い世代に技術を伝え、産地の活性化も

次の世代にひきついで行きたいという中村社長の「ローズ水」への思いをしっかり受けとめて営業を担当する専務の中村**さん

次の世代にひきついで行きたいという中村社長の「ローズ水」への思いをしっかり受けとめて営業を担当する専務の中村豊樹さん

海外からも視察にくるなど注目され、同業者からの引き合いも増えている。そうなると重要なのが原料の安定的な調達である。
鳴尾化学研究所は、農家の経営の安定化を図るために、農家の立場を考えた契約栽培方法を発案した。

「お百姓さんの仕事はほんとに大変なんです。朝早くから起きて、雨の日も風の日も休みなくですからね。特に、薔薇は、10時すぎたら香りがなくなるから、朝早くから収穫しないといけません。しかもトゲがある。」
大変な作業に加え、販売価格が商品相場により変動するという慣習があったため、経営が安定していなかった。「鹿屋には若い人が数人だけ。みんな出ていくんです。コンスタントに収入が入るようになったら、若い人も雇えます。技術も継承できるんです。」と語る中村社長は、栽培経費を負担し、商品売上に応じた還元金で農家の収益性を高め、産地を活性化することに取り組んでいる。

エッセージュ ダマスクローズシリーズ

女性を輝かせる凛とした薔薇の美力。エッセージュ・ダマスクローズシリーズ(ノンシリコン&ノンパラベン)

「幸せを呼ぶ青いハチ」と呼ばれ、絶滅危惧種に指定されている稀少なブルービー(ルリモンハナバチ)が飛来してくる美しい農園で丹精込めて育てられた無農薬の薔薇。研究を重ね、独自に開発した抽出方法。原材料の安定した供給と量産に向けての体制づくり。そして、長年築きあげてきた販売網。ブレイクする条件は整った。

これまでになかった、まったく新しいローズ水高配合のヘアケア化粧品が、大きく花開こうとしている。


【会社概要】

株式会社 鳴尾化学研究所 株式会社鳴尾化学研究所
代表者 代表取締役 中村 豊彦
本社 兵庫県西宮市浜甲子園2丁目13-18
電話 0798-41-0392
FAX 0798-41-5099
ホームページ http://www.naruo-lab.co.jp/