酒粕研究会

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酒粕研究会について

酒粕は食品としても美容品としても近年注目される秀逸の素材です。しかしながらその活用法の研究はまだまだ知られていないのが現状です。この酒粕の素晴らしさを、日本の皆様や、世界の皆様にお伝えする為にこの酒粕研究会は発足いたしました。偶然にも、私達の住む西宮市は日本酒の出荷数量ナンバー1の兵庫県(当然、日本酒の副産物である酒粕の生産量もトップクラス)その中でも、灘五郷と呼ばれる銘酒醸造地帯にあり、私達がこの役目を担をうべきではないかと集まったことが経緯となります。職種も飲食店や商品加工業、化粧品メーカーと、幅広く集まっておりますので、それぞれの分野の専門知識を駆使して酒粕を普及を日夜、鍛錬し普及を目指しおります。

可能性に満ちた酒粕の未来を見据えて集まったメンバーによって発足

食から美まで、様々な使用法を持つ酒粕。一方で生産量が減少し続けている。

酒粕は、日本酒の製造の過程で産まれます。
醪(発酵中の液体のことを指します。酒母・麹・蒸米・仕込み水をいれて造る、いわば「日本酒になる前段階」のものです。)を圧搾する工程後に残った「搾りかす」のことを指します。 酒粕には、清酒の原料である米やこうじ、酵母由来の炭水化物やたんぱく質、アミノ酸、ペプチド、ビタミンなどの栄養素を豊富に含んでいて近年では、その中でもコレステロール低下作用のあるレジスタンスプロテインが注目されています。
飲む点滴とか飲む美容液とか言われている理由も納得ですね。
利用方法としては、甘酒にして飲んだり粕汁や奈良漬けなどの漬物にして食べたり、または、美容液として肌になじませたり、酒粕から焼酎を蒸留したり、食から美まで多岐にわたって使用法があります。
この素晴らしい日本古来の発酵食品である酒粕は、1975年以降、日本酒の生産量が減少続けていることと、一部の大手日本酒メーカーが高熱液化仕込採り入れていて液化粕になったことから、副産物である酒粕の流通量は減少の一途をたどっています。

酒粕研究会

設立
2018年4月
代表(代表幹事)
・秋岡 雄一(日本酒屋 柿炭店主)
会員数
10名 ※2019年3月現在
事務局
西宮商工会議所
兵庫県西宮市櫨塚町2-20
TEL:0798-33-1131