みやスタの先輩起業家として登壇した際の思い
私も起業塾の卒業生です。経営は好きだけでは成り立たない事を学びました。
起業塾の初日は頭を使いすぎて、ひどい頭痛がしたのを覚えています。でもあの日々があったから、今でも事業が継続できているのだと思っています。そんな自分の経験を、リアルな声としてお伝えしようと思いました。

ご自身の起業の経緯
エステが大好きでよく通っていましたし、エステサロンで働いてもいました。でも当時エステ業界はどうしても勧誘がすごい印象でした。
疲れを癒し、綺麗になろうと行けば、高額コースを勧められ、契約しないと帰れない雰囲気という事が珍しくありませんでした。
そんな事を気にせず、気軽に行けるエステサロンを自分で開きたいと思うようになりました。

開業したのは自宅のリビングです。キッチンに近く、必要なものが揃っていますし、固定費も不要です。
ただ、家族の協力なしではできません。施術中はインターフォンを鳴らさないよう玄関に目印の札をかけました。宅配の方もドア前に荷物を置いてくれるし、子供も自分でカギを開けて、静かに子供部屋で宿題を済ませるなど工夫をしてくれました。
お客様を送迎した帰りに夕食の買い物をしたり、来客の準備をすることで家の中を片付け、トイレも綺麗にキープしたりと、無駄をなくし、効率よくを心がけました。
私が仕事をしていることが、家族にとっても良い事だと思ってもらえるように尽力しました。