みやスタの先輩起業家として登壇した際の思い
起業するにあたって、基本中の基本を気軽に聞いていただける存在になりたいと思いました。
名刺や領収書の判子はどこで作れば良いのか、会計は帳面なのかソフトを導入すべきなのかといった専門家に相談するまでもない事です。少人数で車座になってわいわい相談しあったり、アドバイスしあったりといったことができたらなと思います。

ご自身の起業の経緯
結婚前、ウェディング専門のバルーン会社で働いていました。子育てが一段落してから週末だけお手伝いしていましたが、ちょうどその頃自宅の一階スペースに空きができました。バルーンショップにちょうど良いよと社長に後押ししてもらい、独立しました。
開業当初は、他社と似たようにならないよう、また競合である胡蝶蘭などの祝い花との差異をつけられるよう、お客様の要望に応えられるよう努力しました。
自分のオリジナル商品を構築するのに3年ほど要しました。今もバルーンの勉強会やコンベンションの参加を絶やさず、流行を加味しながら独自性を強化しています。

自宅で始めたので、家事や育児と両立出来た事、家賃が要らなかった事は仕事を続ける上で有利でした。
また西宮のお客様のセンスの良さに助けられました。バルーンというとアメリカンなポップなものというイメージがあるようですが、西宮を始め阪神間のお客様は上品でシックな雰囲気を好まれます。それが差別化となり、商品の写真をインスタグラムで発信したところ、全国にお客様ができました。