先輩起業家紹介ELDER

先輩起業家インタビュー EP03

アーキテック株式会社 代表取締役

小渕 直一

建物調査会社経営

リスクヘッジをしながら独自性、付加価値のある事業を追求。
建物診断のワンストップサービスを目指す!

6つの強みキーワード

  • 起業家マインド
  • 創業時、起業後のリスクヘッジ
  • 収益性改善
  • 独自性と付加価値の重要性
  • 補助金活用
  • B to B マインド

ELDER INTERVIEW

みやスタの先輩起業家として登壇した際の思い
私は西宮商工会議所の青年部に入り、多くの役に携わったおかげで、先輩起業家達からたくさんの学びを得ました。それは専門家の先生方から学んだビジネスプランや融資に関しての知識以上に、自分が起業するときの役に立ちました。
特に起業した時に潜むリスクやそのリスクヘッジ、事業の独自性、付加価値の大切さについては、これから起業を考えている方、起業する方にお伝えしたいと思いました。ビジネス上の判断をする前に、それらを知っているか否かで大きく結果が違ってきますから。
机上の空論ではなく、経験からくるアドバイスをしたいと思いました。

ご自身の起業の経緯
当初は建物の防水工事業で起業しました。しかし付加価値が無い業種なので、どうしても価格競争になります。
何とかしたいと考えていた時、防水のクレームを受けました。
その際、当時は全く使われていなかった赤外線を使ってみたら、漏水や劣化部分が分かったのです。そこで独自に研究し、ある程度の法則を得ると、いろんな団体と手を組んで漏水調査や建物診断の第三者機関を設立しました。
修繕工事からは撤退し、画像とデータ化した数値によるしっかりしたエビデンスを出す調査に特化すると、市場規模としてはそれほど大きくはありませんが、BtoBのニッチな産業になりました。
その後、「調査」を軸に事業の柱を増やす事を念頭に、ドローンを使った建物診断なども展開しています。

みやスタ利用者へのメッセージ

自分から動いていかないと、待ちの姿勢でいても何も進みません。
人と繋がり、コミュニケーションをとるのに、みやスタをもっと活用しましょう
ここでは異業種の方々や先輩起業家たちとも出会えます。コミュニケーションすることで、同じ悩みを共有できるし、アドバイスも頂け、人間関係の幅が広がり、意外と仕事に繋がります
こんな環境があるのに、利用しないなんてもったいないですよ。

インタビューを終えて ウィンタースポーツが好きですと言われる小渕氏。特にスキーには本格的に取り組んでいて、スキー連盟に加盟し、大会に出場したり、指導したりしているとか。
お子さんがサッカーをしている関係で、ご自身はフットサルもなさるそうですよ。

取材日:2023年2月8日

【みやスタの登壇実績】
2022年11月28日 プラス1DAY起業塾

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