セミナー講師紹介TEACHER

倉橋特許事務所 代表

倉橋 和之

弁理士、知的財産コンサルタント、商標登録活用アドバイザー

知的財産権は、転ばぬ先の杖!
豊富な経験と文書力、責任感で、ワンストップな問題解決を目指す

6つの強みキーワード

  • 知的財産権の取得や活用方法
  • 戦略的思考
  • ブランディング戦略
  • 事業活動継続にあたっての安心感
  • ワンストップな問題解決
  • 責任感

TEACHER INTERVIEW

みやスタの起業家支援を引き受けた時の決意は?
商標や特許ってこういうものだよと覚えていただきたいなと思いました。それから困った時に安心して相談できて悩みが解消できるような、駆け込み寺のような存在になりたいとも思いました。

支援に当たっての思い、大切にしていることは?
中小企業が、大企業に権利関係で周りを囲まれて、窮地に陥った例を何度も見てきました。知的財産戦略について、大企業は細かい点に至るまで多くのノウハウを持っています。
以前勤務していた特許事務所での経験でそれらを知り得た事は、私にとって大きな強みになっています。
権利を取るのはどういう意図なのかをよく考え、出願書類を作成する必要があります。その書き方(文章力)一つで権利の範囲が変わったり、抜けがあって権利が使えなかったりする可能性があります。
起業家であろうが、大企業であろうが、ビジネスの土俵は同じです。私も独立して起業家の一員になったからには、これまでの経験とノウハウを起業家の役に立てたいと思っています。

実際に支援した事例は?
海外から輸入した商品を販売していた方から、日本の権利者から警告を受けたという相談を受けました。内容(権利関係など)を調査した結果、警告が正しいので商品販売は止めたほうが良いとの結果になりました。
良い事例ではなくて申し訳ないですけど、事業を始める前に相談いただいていたら、何か方向転換の方法など探せたかもしれないと思うと残念です。

みやスタ利用者へのメッセージ

起業する前と後では、全然違う生活が待っています。起業したからこそ経験出来た事、味わえた事がたくさんあります。
自分がしたいようにルールを作り、自分が全責任を負うのは起業の醍醐味だと思います
もちろん大変な事もあるでしょうが、楽しんでいただきたいと思います。そして、私も起業家の1人として、一緒に事業が出来たら嬉しいなと思っています。

インタビューを終えて 家庭菜園とスイーツを作る事、食べる事が大好きだという倉橋氏。自分で栽培したレモンを使ってパウンドケーキを焼いたりされるとか。
家庭菜園は手をかけた分、ちゃんと美味しくなって返ってくるのが嬉しいんだそうです。

取材日:2023年2月21日
URL:https://kurahashi-pat-tr.com/

【みやスタでの登壇実績】
 2022年9月22日 みやスタゼミ「商標って必要?著作権てどこまでがセーフ?」

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