四季折々の和菓子

春の和菓子

芽吹き花咲く美しい季節。春の和菓子はどことなく華やいで見えます。桜のお菓子が並び始めると、春がやってきた喜びに胸が躍ります、。花の宴に、和菓子をどうぞ。

【春の和菓子】
ひなあられ、草餅、うぐいす餅、桜餅、花見団子、柏餅、ちまき、ぼたもち など

【春の意匠】
梅、桃、桜、すみれ、菜の花 など
夏の和菓子

見た目に涼やか、口あたりもさっぱり。夏の和菓子には、自然と上手につきあってきた日本人の知恵と感性が光っています。ひんやり美味しい和菓子で暑気払いを。

【夏の和菓子】
鮎焼、水無月ういろう、葛餅、ところてん、かき氷、麩饅頭、水ようかん、琥珀糖 など

【夏の意匠】
紫陽花、水、虹、金魚、早苗、百合、牡丹 など
秋の和菓子

実りの秋は和菓子の味わいに奥深さを与えます。色づく木々や夕陽、満月・・・日本人の郷愁を誘う美しい風景は、和菓子職人の感性を刺激します。秋の夜長のお茶請けに。

【秋の和菓子】
月見団子、おはぎ、栗ようかん、亥の子餅、吹き寄せ、栗きんとん など

【秋の意匠】
菊、萩、桔梗、満月、栗、紅葉、松茸 など
冬の和菓子

ゆく年くる年、あわただしく過ぎるこの季節。餅つく音が風物詩でもありました。年の瀬の感謝と新しい年の祝賀を菓子に託してきた日本人の心映え。冬は和菓子でほっこりと。

【冬の和菓子】
酒まんじゅう、花びら餅、干支菓子、大福、苺大福、あべかわ餅、ぜんざい、おしるこ など

【冬の意匠】
鶴、亀、松葉、雪、水仙、雁、椿 など
毎月十日は「とおかし」の日